ウルティマオブライン? 二之巻
Category: ウルティマオフライン(リアル話)
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まただよ(笑)
「今回は前回の記事で行っていた修理について、MMOであるUOではどのような手順で行われているのかを説明したいと思いまっす♪」
「……12年前の話だがな」
「そこは流せ」
■ 冒険者の集いまくる街 Haven ■
UOでは各都市にPCの鍛冶屋さんがいる場合があります。
人の出入りの多い街では武器・防具の制作や修理を頼むPCが順番待ちをしていることもあります。
その場合は慌てずに順序を守って並びましょう。
「おいすー^^」
「おいすー^^ 本日はどのようなご用件で?」
「装備一式の修理をお願いしたいんだが?」
「ゴールデンだね。 オッケーオッケー♪ 任せちゃってよ!!」
レア素材などで作られた装備を修理に出すときはGrandmasterクラスかそれ以上の方に任せましょう。
修理に失敗して最大耐久度が減ってしまうリスクを回避することができます。
街にいる鍛冶屋さんは大抵の場合はGrandmasterクラスの方ですね。
「それじゃ箱に入れて渡すからよろしく」
「はいはーい♪」
トレードは単品ならそのまま、複数ある場合は箱や袋などに入れて渡すようにします。
今回は複数なので箱を使用します。
「武器と鎧かぁ。 結構使い込んでるな」
装備を渡すともちろん裸になってしまうので……。
エチケットのために素早くローブや服を着るようにしましょう。
当時、特に強制というわけではなかったのですが、裸でいるのはあまりよしとされていなかったため、このように服を用意しておくのが暗黙の了解のようになっていたところがあります。
裸(と言ってもデフォルトで下着は必ずつけていましたが)で走り回っていると複数の方から注意されたりする場合がありました。
ちなみに私はやってないですからね!!
「そんじゃ修理しますんでしばしお待ちを」
「よろしく頼むよ」
「よっしゃ!! チャチャッと修理しちゃうぜ!!」
修理依頼品が多いと少し時間がかかります。
鎚打つ響きを聞きながらしばらくお待ち下さい。
「ふぅー……よしっ!!」
「一丁上がりって感じ♪」
「お待たせしましたー♪ バッチリ修理完了です!!」
「おお、助かったよ」
「そんじゃ先程の箱に一式入れてお返ししますね」
「はいさ、よろしく!!」
「はい、たいしたものじゃないけれど、これ修理代として取っといてよ」
「わおっ♪ いいんですか? ありがとうございます!!」
基本的に装備品の作成と違って修理は無料みたいなものです。
ただ、お気持ちで良いので何かしら代金代わりに渡してあげると鍛冶屋はたいそう喜びます。
食べ物や錬金に必要な材料、変わり種のアイテムなどを私は頂けましたね。
「まいど~♪ また来てくださいねぇ~♪」
対人なのでこのようなやりとりを基本的に行っていました。
オフラインゲームでは味わえないリアルな対話は実に楽しい物でしたねぇ。
「さぁて、お客さんも一段落ついたみたいだし、どうすっかなぁ……」
「また無人ベンダー巡りでもしてディード集めでもすっかな。 裁縫スキルも上げたいし」
「そうと決まれば馬を引っ張りだして…」
「うぉーい、MAKOTOぉー」
「んんっ?」
「おや、MASAやんじゃないか? どこ行ってたんだ?」
「いやぁ、なんか興味本位で遠出したら迷っちゃってな……他の人に開いてもらったゲートで帰ってきたところだわ…」
「また随分と冒険したな。 ところで馬は?」
「途中で死んじまってな……」
「またかよ……」
「同じような景色ばかりだし、マップは役に立たんしで参ったぜ……親切な人が最寄りの町にゲート開いてくれたんだが、それが建物の上だったりして降りられなくなったりしてよ」
「それ親切なのか? 軽くイジメじゃね?」
「さすがに長距離移動な上に連戦で消耗しまくったわ。 悪いが修理頼むぜ」
「ああ、そりゃ構わんが……」
「この後はなんか予定あるのか?」
「んっ? ああ、またダスタードに行ってドラゴンとドレイクにタイマン仕掛けようかと……」
「相変わらず凄まじいことやってんなww」
「私もディード集めでもしようかって考えていたんだけれど丁度いいや、レア鉱石の採掘に付き合ってくれよ」
「また護衛かよ……」
「仕方ないだろ、あそこら辺たいして強くはないけれどモンスターがウヨウヨいるんだからさ。 何度もパック馬殺されそうになっちゃって大変なんだよ」
「……うーむ」
「……あー、わかったわかった!! じゃあとりあえず修理してくれよ。 付き合ってやるからよ」
「やった!! 頼りにしてるぜ、MASAやん!!」
「修理は一式だっけか?」
「ああ、さすがに損耗が激しくってな……」
「耐久度のこともあるから近いうちに新しいのを作らなきゃいかんかもなぁ」
「まあMASAやんの装備はShadow Iron製だからすぐ作れるからな。 とりあえず箱に一式入れて私に渡してくれよ」
「おう、じゃあ頼むぜ」
シュルシュル……バサァ
「着替えたか? んじゃ早速修理しちゃうから……」
「あれっ? 箱に何も入ってないじゃ……」
「ないk…………」
※ 状況に気付いたMASAの中の人ですがパニックでビジー状態です。
※ 状況に気付いたMASAの中の人ですがパニックでビジー状態継続中です。
「……MASAやん……?」
「……あの鍛冶屋さんがいる時ってなんか変態が来る率高いな…」
「ちょっと日を改めたほうが良さそうだね……」
これからMMOを始める良い子のみんな!! 人前ではあまり脱がないようにするんだぞ!!
僕と約束だッ!!
「またしばらく別の町の銀行に行かなきゃならなくなっちまったぜ……」
「お前もう次からは別の鎧一式持って行っとけよ……」
「そうすっかなぁ……」
これからTESOやMMOを始める方。
裸で走り回るような破廉恥なことは極力避けるようにしてね!!
ちなみに私は鬱憤が溜まると別キャラ(ハゲ男)を立ち上げて顔だけ部族的なマスクをかぶって奇声を上げて裸で走り回っていましたww
更新稼ぎのはずが第2回となってしまったウルティマオンライン小話。
また近いうちにこの二人がやってくるかもしれませんww
それではまた!!
■ おまけ ■
途中のSSが接近しすぎて、
「……当たってるんだが」
「当ててんだよ♪」
状態になっていることに今気がついたww
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前回にも思いましたが、「エチケットのために服を着ましょう」とか
「破廉恥な事は避けましょう」って ソレ
鍛 冶 屋 さ ん の 事 じ ゃ ね ?