ナイトはジョブを選ばない(正論) 弐の巻
Category: どうしてBurontの冒険だって証拠だよ!?
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■ 前回のあらすじ ■
追撃のチビっ子登場で、俺の心配の不安がさらに加速した!!

「予定されていた担当官がこっちに来ない!?」

「ギルドから重要度の高い案件が入ったということで、そちらに回ることになったようです」
「おいおい……そんな連絡は俺は受けてないぜ?」
「本当に急な話だったんですよ。 それを伝えることも含めて私が派遣されてきたということなんですが……」

「それで本来の担当官はどこへ回されたんだ?」
「クヴァッチです。 詳しいことはわかりませんが、とある人物との接触を図るためだとか……」

「今回の任務は4人って話だったが、その点については?」
「はい、先程も申したとおり、それも含めて私が派遣されてきたということですね」

「今回の任務は前衛と後衛各2名ということですから、私が後衛の1人となります」
「マジかよ……」

「かぁ~…まさかチビっ子が派遣されてくるとはなぁ…本部の連中も今回の任務がどういったものかっていうのをわかってないんじゃねぇだろうな…」

「むっ……お言葉ですが、その点についてはご心配なく!! 種族的にそう見えるというだけでお年頃なんですからね!!」
「おいィ……どこかの誰かさんが言いそうなセリフなんだが?」

「そるよりも弁当売るッスとやら」
「ベイオウルフだ」
「ベイオウルフとやら。 人のふり見て見かけで判断とかちょっと前衛系男子として如何なものなんですかねぇ…」
「なに?」

「俺は通りすがりの古代からいる唯一ぬにのナイトなんだが、それでもまだこの世界では新参の存在感なのでわからにいことも多いんだが、お前達のギルドも色々な種族でむせかえっているのではにいのか?」
「まあそりゃそうだが……」

「俺のいたヴァナにもやたら小さい連中が存在感を発揮しちぇしまっていたんだが、見かけによらず舐めてかかると即死で瞬殺される。 それを見ればそんな言葉は出てこないはずなんだが?」

「そりゃまあ言われてみれば、そうなんだが……俺もこの仕事を長いことやっているが、このお譲ちゃん達の種族と組んだことはなかったものだからな…」

「長いことやっているというのならギルドへの信頼感は強いという証拠を出せといわれても出せるわけがないと言う理屈で最初から信頼感は100%だったはず。 そこから派遣されたというのなら間違った過ちはないと思うのだが?」

「フフッ…やれやれ、こんな所でお勉強会みたいなことをさせられるとは思わなかったぜ……」

「すまねぇな、お譲ちゃん。 言われてみりゃそのとおりだ。 ガキ扱いしちまったことを許してくれ」
「いえ、わかって頂ければそれで……」

「それにチビっ子だからと思ってたら爆弾で骨にされそうになったり……特にあの黄色いチビっ子が……」
「な、なんだ? なんかトラウマでも持ってんのか?」
「あー……ブロント君、そこはとりあえず思い出さないようにしておきたまえ。 今はアイツも別のところだろうしな」
「……?」

「ところで、えぇっと…」
「チェイリンと言います、大船渡さん」
「ああ、すまんねチェイ君。 そのクヴァッチに行った担当官とはその後合流するような予定は?」

「こちらの任務終了後に一度合流する予定だとは聞いています。 会う予定があったのですか?」
「いや、事前に連絡をしていたわけじゃないし、ちょっとしたヤボ用みたいなものだったんだがね」

「しかしまあ、それなら一安心といったところだ。 さて、あとはもうひとつ…」

「後衛と言っていたね? どれくらいのものなのかひとつ見せちゃくれんかね?」
「私の腕前ですか? そういうことでしたら」

「少々お待ちを……」

コトン

「お待たせいたしました。 よろしいですか?」

「あのアサガオの咲いている所に小瓶が置いてあります」

「あの小瓶をここから射抜いてご覧にいれましょう」
「なかなかの距離だな」
「おいィ? 季節的にアサガオは……」
「メタな発言はやめたまえ」

「では、参ります」
キリリリッ……

キッ……

パンッ!!

「………」






「………」

スチャッ

「………さて」

「それでは現地へと向かう道すがら、今回の任務の詳細をお話したいと思います。 行きましょう」
「ちょっと待てや!! ガキーッ!!!」
「俺の話が全てにおいて全否定食らった気分なんだが…?」
「俺はもう帰りたくなってきたよ……」
またしても続いてしまった感。
★ 「アヌビスさんセーブデータ」配布終了いたしました。
またも予想以上のDL数に喜びが鬼なっている状態です。
再現された皆さんには重ねて感謝いたします。
ありがとうございました!!
( ´∀`)
追撃のチビっ子登場で、俺の心配の不安がさらに加速した!!

「予定されていた担当官がこっちに来ない!?」

「ギルドから重要度の高い案件が入ったということで、そちらに回ることになったようです」
「おいおい……そんな連絡は俺は受けてないぜ?」
「本当に急な話だったんですよ。 それを伝えることも含めて私が派遣されてきたということなんですが……」

「それで本来の担当官はどこへ回されたんだ?」
「クヴァッチです。 詳しいことはわかりませんが、とある人物との接触を図るためだとか……」

「今回の任務は4人って話だったが、その点については?」
「はい、先程も申したとおり、それも含めて私が派遣されてきたということですね」

「今回の任務は前衛と後衛各2名ということですから、私が後衛の1人となります」
「マジかよ……」

「かぁ~…まさかチビっ子が派遣されてくるとはなぁ…本部の連中も今回の任務がどういったものかっていうのをわかってないんじゃねぇだろうな…」

「むっ……お言葉ですが、その点についてはご心配なく!! 種族的にそう見えるというだけでお年頃なんですからね!!」
「おいィ……どこかの誰かさんが言いそうなセリフなんだが?」

「そるよりも弁当売るッスとやら」
「ベイオウルフだ」
「ベイオウルフとやら。 人のふり見て見かけで判断とかちょっと前衛系男子として如何なものなんですかねぇ…」
「なに?」

「俺は通りすがりの古代からいる唯一ぬにのナイトなんだが、それでもまだこの世界では新参の存在感なのでわからにいことも多いんだが、お前達のギルドも色々な種族でむせかえっているのではにいのか?」
「まあそりゃそうだが……」

「俺のいたヴァナにもやたら小さい連中が存在感を発揮しちぇしまっていたんだが、見かけによらず舐めてかかると即死で瞬殺される。 それを見ればそんな言葉は出てこないはずなんだが?」

「そりゃまあ言われてみれば、そうなんだが……俺もこの仕事を長いことやっているが、このお譲ちゃん達の種族と組んだことはなかったものだからな…」

「長いことやっているというのならギルドへの信頼感は強いという証拠を出せといわれても出せるわけがないと言う理屈で最初から信頼感は100%だったはず。 そこから派遣されたというのなら間違った過ちはないと思うのだが?」

「フフッ…やれやれ、こんな所でお勉強会みたいなことをさせられるとは思わなかったぜ……」

「すまねぇな、お譲ちゃん。 言われてみりゃそのとおりだ。 ガキ扱いしちまったことを許してくれ」
「いえ、わかって頂ければそれで……」

「それにチビっ子だからと思ってたら爆弾で骨にされそうになったり……特にあの黄色いチビっ子が……」
「な、なんだ? なんかトラウマでも持ってんのか?」
「あー……ブロント君、そこはとりあえず思い出さないようにしておきたまえ。 今はアイツも別のところだろうしな」
「……?」

「ところで、えぇっと…」
「チェイリンと言います、大船渡さん」
「ああ、すまんねチェイ君。 そのクヴァッチに行った担当官とはその後合流するような予定は?」

「こちらの任務終了後に一度合流する予定だとは聞いています。 会う予定があったのですか?」
「いや、事前に連絡をしていたわけじゃないし、ちょっとしたヤボ用みたいなものだったんだがね」

「しかしまあ、それなら一安心といったところだ。 さて、あとはもうひとつ…」

「後衛と言っていたね? どれくらいのものなのかひとつ見せちゃくれんかね?」
「私の腕前ですか? そういうことでしたら」

「少々お待ちを……」

コトン

「お待たせいたしました。 よろしいですか?」

「あのアサガオの咲いている所に小瓶が置いてあります」

「あの小瓶をここから射抜いてご覧にいれましょう」
「なかなかの距離だな」
「おいィ? 季節的にアサガオは……」
「メタな発言はやめたまえ」

「では、参ります」
キリリリッ……

キッ……

パンッ!!

「………」






「………」

スチャッ

「………さて」

「それでは現地へと向かう道すがら、今回の任務の詳細をお話したいと思います。 行きましょう」
「ちょっと待てや!! ガキーッ!!!」
「俺の話が全てにおいて全否定食らった気分なんだが…?」
「俺はもう帰りたくなってきたよ……」
またしても続いてしまった感。
★ 「アヌビスさんセーブデータ」配布終了いたしました。
またも予想以上のDL数に喜びが鬼なっている状態です。
再現された皆さんには重ねて感謝いたします。
ありがとうございました!!
( ´∀`)
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いやぁ‥こんな時間まで起きていた甲斐があるというものですw
激しく面白かったですw やっぱりこの人は一味違いますね。
弁当売る人も、なかなかアレですね、すごい適応力ですねw
第二回目にしてすんなりと会話できてるとか。見習いたいものです。
幸薄子ちゃんはチェイリンさんとおっしゃるのですね。
リー・リンチェイに名前が似てますね。リー・リンチェイって誰だっけ‥。
しかしまたハードなボケをかましてしまうキャラですねw
>またしても続いてしまった感。
もうなんぼでも続いて欲しいくらいですね。本音言うと。